
ポータブル電源を買おうとして、「PSEマークがあるかどうか確認した方がいいって聞いたけど、実際どうなんだろう?」と思ったことはありませんか?
家電製品を選ぶときにPSEマークを意識している方は多いですよね。
でも、ポータブル電源に関しては、実はちょっと特殊な事情があるんですよ!
この記事では、ポータブル電源とPSEマークの関係について、経済産業省の見解をもとにわかりやすく解説します。
「PSEマークがないと危険なの?」「どこを見て選べばいいの?」という疑問がスッキリ解決できますよ。
ぜひ最後まで読んでみてくださいね!
結論:ポータブル電源本体にPSEマークの表示義務はありません

さっそく結論からお伝えしますね!
ポータブル電源(AC100V出力タイプ)の本体には、原則としてPSEマークの表示義務はありません。
「え、そうなの!?」と驚いた方も多いのではないでしょうか?
実はこれ、経済産業省がFAQで公式に案内していることなんですよ。
つまり、本体にPSEマークがなくても、それ自体は違法ではないんです。
ただし、「PSEマークがなくても安全かどうか」はまた別の話。
そのあたりも含めて、順を追って解説していきますね!
なぜポータブル電源本体はPSEマーク不要なの?

「なんでポータブル電源はPSEマークがいらないの?」と疑問に思いますよね。
ここでは、その理由をしっかり解説していきます!
そもそもPSEマークとは?
まず、PSEマークの基本からおさらいしましょう。
PSEマークとは、電気用品安全法(電安法)にもとづく安全基準に適合していることを示すマークです。
日本国内で販売・流通させる電気製品には、このマークが必要なものと不要なものがあります。
たとえばスマートフォンの充電器やACアダプター、コンセントプラグなどはPSEマークが必要な製品の代表例ですね。
PSEマークには2種類あって、
- 丸型PSE(〇にPSE):特定電気用品(危険性が高いもの)
- 菱形PSE(◇にPSE):特定電気用品以外の電気用品
に分かれています。
家電量販店でよく見かける菱形の方が、より一般的なPSEマークですね!
ポータブル電源が「対象外」になる理由
ここが重要ポイントです!
電気用品安全法では、リチウムイオン電池などを使った「蓄電池」がPSEマークの対象になっています。
一見するとポータブル電源も蓄電池に見えますよね。
でも実は、経済産業省は「AC100Vを出力できるポータブル電源は、電安法上の蓄電池には該当しない」と明確に案内しています。
なぜかというと、ポータブル電源は「交流(AC)出力機能」を持つ複合的な機器であり、単純な蓄電池とは構造・機能が異なるとみなされているからなんですよ。
法令の分類上、きっちりと「これはPSE対象」と定められた品目に当てはまらないため、結果として本体へのPSEマーク表示義務が生じないという整理になっています。
2026年時点でも、この解釈は変わっておらず、ポータブル電源本体にPSE表示義務はないという整理が主流とされています。
モバイルバッテリーとの違いも大事!
「モバイルバッテリーはPSEマークが必要って聞いたことある!」という方もいるのではないでしょうか?
実はモバイルバッテリーとポータブル電源は、法令上の扱いがまったく異なります。
- モバイルバッテリー:直流(DC)のみ出力 → 電安法の「蓄電池」に該当 → PSEマーク必要
- ポータブル電源:交流(AC)100Vを出力できる → 蓄電池に非該当 → PSEマーク義務なし
出力の種類(直流か交流か)が、法令上の区分を大きく左右しているんですね!
これは知っているようで知らない方が多いポイントですよ。
付属のACアダプター・充電器は別の話!
ここで一点、注意が必要です!
ポータブル電源の本体はPSEマーク不要ですが、付属のACアダプターや充電器については、PSEマークが必要なケースがあります。
ACアダプターや充電器は電気用品安全法の対象品目に含まれることが多いため、これらには適切なPSEマークが必要です。
購入時は、本体と付属品を分けて確認する習慣をつけると安心ですよ!
「PSE認証あり」表記のワナ!具体的な注意ポイント3選

ポータブル電源を選ぶとき、販売ページで「PSE認証取得済み!」と書かれているのを見たことがある方もいますよね。
でも、ここには落とし穴があるんですよ!
具体的な例を3つ紹介しますね。
注意①「PSE認証あり」は本体の認証じゃないかもしれない
販売ページや商品説明に「PSE認証取得」と書かれていても、それが製品全体を指しているとは限りません。
具体的には、
- 内蔵しているリチウムセル(電池セル)のPSE認証
- 付属のACアダプターのPSE認証
- 付属の充電ケーブルのPSE認証
を指している場合があるんです。
「PSE認証あり=本体が安全基準に適合している」と単純に思い込んでしまうと、意図した情報と違う可能性があるので注意が必要ですね。
商品説明をよく読んで、「どの部分のPSE認証なのか?」を確認するようにしましょう!
注意②PSEマークがないからといって「粗悪品」とは限らない
これも大事なポイントです!
先述の通り、ポータブル電源本体はそもそもPSE表示義務がないので、PSEマークがない=粗悪品や危険品というわけではありません。
むしろ、法令の対象外だからこそ、メーカーの品質管理や自主的な安全基準が製品の良し悪しを左右します。
信頼性の高いメーカーは、PSEがなくても独自の安全試験や第三者機関による検査を行っていることが多いんですよ。
PSEマークの有無だけで判断するのは少し早計かもしれません。
注意③安全性の判断はPSEだけに頼らない!
安全なポータブル電源を選ぶには、PSEマークの有無以外にも確認すべきポイントがあります。
具体的には次のような点です。
- 保護回路の有無:過充電・過放電・過電流・短絡保護などが搭載されているか
- 温度管理機能:過熱を検知して自動停止する機能があるか
- 国際認証の取得:UL(アメリカ)、CE(欧州)など、国際的な安全規格に対応しているか
- メーカーの実績・サポート体制:日本語サポートがあるか、リコール対応の実績はどうか
これらを総合的にチェックすることで、本当に信頼できるポータブル電源を選べるようになりますよ!
近年は安全性の観点から、PSEだけでなくUL・CE・保護機能・メーカーの品質管理を重視する流れが強まっています。
この流れはぜひ参考にしてほしいですね。
購入前に確認すべきチェックリスト
ここまで読んでくれたみなさんは、かなり詳しくなりましたね!
最後に、ポータブル電源を購入する前に確認してほしいチェックリストをまとめました。
本体について確認すること
- メーカーは信頼できる実績のある会社か?
- 保護回路(過充電・過放電・過電流・短絡)が搭載されているか?
- 温度管理機能(過熱防止)があるか?
- ULやCEなどの国際認証を取得しているか?
- 日本語の取扱説明書・サポート窓口があるか?
付属品について確認すること
- 付属のACアダプター・充電器にPSEマークがあるか?
- ケーブルや付属品に正規品の証明があるか?
- 「PSE認証あり」の表記がある場合、どの部品の認証かを確認したか?
商品ページだけでなく、仕様欄や取扱説明書もしっかり確認する習慣をつけると、より安心して選べますよ!
まとめ:ポータブル電源のPSEマークで大切なこと
この記事の内容を振り返ってみましょう!
- ポータブル電源(AC100V出力タイプ)の本体には、PSEマークの表示義務はない(経済産業省が公式に案内)
- これは「交流出力ができるポータブル電源は電安法上の蓄電池に該当しない」という法令上の解釈による
- 本体にPSEマークがなくても、それ自体は違法ではない
- 一方で、付属のACアダプターや充電器にはPSEマークが必要なケースがある
- 「PSE認証あり」の表記は、本体ではなく内蔵セルや付属品の認証を指す場合があるので注意
- 安全性の判断は、PSEマークだけでなく保護回路・国際認証・メーカーの品質管理も含めて総合的に行う
- モバイルバッテリー(DC出力のみ)とポータブル電源(AC出力あり)は法令上の区分が異なる
「PSEマークがないから怖い」とも、「PSE認証ありだから絶対安全」とも単純に言い切れないのがポータブル電源の面白いところですよね。
法令上の対象外だからこそ、自分自身でしっかり情報を確認することが大切です!
ポータブル電源はキャンプや防災、車中泊など、さまざまなシーンで活躍する頼もしいアイテムです。
ぜひ今回の内容を参考に、安心・安全な一台を見つけてくださいね!
「なんとなく気になっていたけど、これでスッキリした!」という方がいれば、ぜひ周りのお友達やご家族にもシェアしてあげてください。
ポータブル電源選びで悩んでいる方の力になれたら嬉しいです。
素敵なポータブル電源ライフを楽しんでくださいね!